久しぶり
error and error
笑いながら花瓶を投げつけてきた
破片が足や手のひらに刺さって大怪我
大したことないとその破片を取り除いてた
優しい人がほっといたらダメだよって病院に連れて行ってくれた
目が覚めても手のひらがジーンと痛い
夢の中で私全然泣いてなくて偉かったよ
晴れた日、少し散歩して忘れ物を取りに行く
返送された履歴書を落としたまま
急ぎ足で部屋に上がる
忘れ物を忘れたまま
続かない家計簿や失くしたままの靴下
今朝食べたホットケーキの白い湯気
ベルガモットの香りが身を包んで少し軽くしてくれる
大根蕎麦少しぴりっとして美味しかった
大葉や海苔をのせて
新しいものは何も無いけれど
日々は暖かくなってきた。
p.s深夜のお喋りや絵本の話を思い出している心は保湿してね
VCR
細い身体私より小さな手
シルバーのリングを身に付けている人に会った
夜道、フラフラと歩いた
行く、あてもなくべつに話すことも無い 意味の無い会話が続いてホームの広告を眺める話すことをやめたら私たちは
毎日つけてる腕時計を忘れてしまった。
アクセサリーは私を守ってくれる
キラキラしたものはすこし強くさせて弱くもみせてくれる。
あの人もそうかもしれない
近くのご飯屋さんがつぶれたこと
看板の明かりに救われていた
週末には温かいご飯を食べて元気になったこと。
恋人とよく喧嘩したこと。
一人で泣きながらご飯食べたこと。
暗くなったあの建物をみるのが少し辛い
私の中のもやもやしていた気持ちはやっと解放されるかもしれない
会話には応答せず、連絡もとらず
22時半のいつもの電話もなくなった
生活が変わっていく 私はどう思っている?
執着
依存
解放
震えてる背中から逃げた
君のいない生活も悪くないよ
最低だねごめんね
天使たちの
ピクニックに行った。
仕事を休んだあの日、煮詰まった頭の中でどうしようもなくなって
親友に連絡をした。
「ピクニックに行きたい」
昼に公園へ向かい、
パン屋さんで買った海老カツ、たまご、サラダの三種類のサンドウィッチを二つ並べて
慌てて作ったタコさんウインナーと
ラベンダー色の布を持って赤や黄色の落ち葉の上に広げた。
上を見上げるとイチョウの木が色付き少し肌寒い空気が流れ
温かいカフェラテで手を添えて
サンドウィッチを頬張った。
最近のこと、を口を休めずにペラペラと話した。
彼女は、静かに頷き聞いてくれた。
それがとても心地良くていつまでもこんな時間が続けばいいと思った。
現状を変えるのは確かに自分自身だけで、誰もなにか、を変えることはない。
それでも誰かの存在が背中を押してそっと包み込んでくれる。
温かいカフェラテが冷めても
心がぽかぽかとして生き返ったような気持ちになった。
11月の人たちや、親友に会うことは
ずっとこれからもわたしの生きていく糧だから良い未来を想像させて、
私も良い未来を創造して胸を張って会いにゆきたい。
またピクニック行きたいなあ
知的障害でずっと施設にいた叔父さんが65歳で昨日亡くなった。
23歳から施設に入りお正月やお盆になるとおじいちゃんの家へ一時帰宅する。
その時に会いに行き、
いつも帰る時私達の車が見えなくなるまで見送ってくれる人だった。
母は、父がおかしくなった時、叔父がいたから父を見捨てなかったと言っていた。
彼は幸せだったのだろうか。
最後にはおやつにプリンを食べたらしい。
picnic
ライブで出会った女の子二人と
京都の居酒屋で熱々おでんやフワフワのだし巻き卵を食べた。
「「レモンサワー」」
二人の声が被る。
いつから知り合ったのか聞くと一年半ほど前らしい。
一年半でこんなに仲良くなれるのか
うまく話せずにお酒を口に運ぶ
波長に乗り切れずに笑ってすごす。
次は誘われないかもしれないなと思いながら店を出た。
彼女にはじめた会った時綺麗な人だと思った。
黒のコートを羽織って缶ビール片手に歩きよく笑う、
わたしは好きだけど向こうはどうなんだろう
また呑みに行きたいな
..
やりたいことをやりたいようにやるだけ、
その言葉忘れずに
わたしは、わたしのために生きる