VCR
細い身体私より小さな手
シルバーのリングを身に付けている人に会った
夜道、フラフラと歩いた
行く、あてもなくべつに話すことも無い 意味の無い会話が続いてホームの広告を眺める話すことをやめたら私たちは
毎日つけてる腕時計を忘れてしまった。
アクセサリーは私を守ってくれる
キラキラしたものはすこし強くさせて弱くもみせてくれる。
あの人もそうかもしれない
近くのご飯屋さんがつぶれたこと
看板の明かりに救われていた
週末には温かいご飯を食べて元気になったこと。
恋人とよく喧嘩したこと。
一人で泣きながらご飯食べたこと。
暗くなったあの建物をみるのが少し辛い
私の中のもやもやしていた気持ちはやっと解放されるかもしれない
会話には応答せず、連絡もとらず
22時半のいつもの電話もなくなった
生活が変わっていく 私はどう思っている?
執着
依存
解放
震えてる背中から逃げた
君のいない生活も悪くないよ
最低だねごめんね