今朝の罪について
目が覚めたら光が射し込んでいた
見透かされたような気がして
毛布にくるまって隠れた
恋人のことが頭に浮かぶ
悲しませたらいけない人であることがわかる。
知らない誰かと朝起きたらすぐ話したくなるのに
恋人のことを考えるとイケナイことをしてることのように思えて
気を紛らわす為に洗濯や掃除を忙しくこなす。
紅茶を淹れて、一息ついたとこだった
やっぱり、おはようって言いたくなって繋げる
迷い、罪悪感が押し寄せてきて
上手く話せない。
自分に対する苛立ち
月まで行けると言っていた
月にはなにがあるかわからないのに?
なんて無責任なんだ!と少しムカついた。
恋人を捨ててまで得たいものはない
知らない誰かが死のうとも
わたしには関係ないんだからと言い聞かせた
死んだら悲しいけど
きっと悲しい